領域の紹介
成人看護学(慢性期)では、生活習慣病など疾患の慢性状態にある患者の看護、急性増悪を回避するために必要な患者の看護、疾患からの回復に向けた健康の維持・増進期にある患者の看護を教育の主軸としています。
成人看護学(慢性期)では、生活習慣病など疾患の慢性状態にある患者の看護、急性増悪を回避するために必要な患者の看護、疾患からの回復に向けた健康の維持・増進期にある患者の看護を教育の主軸としています。
慢性期看護とは病状の変化を伴いながら長期にわたり療養を続ける対象への援助です。成人期を中心に健康障害を持ちながら生活している人の理解と援助方法を、理論をふまえて学修します。
回復期看護とは、健康障害からの回復期にある人およびリハビリテーションが必要な人とその家族に対して、生活再適応や再構築を支援する看護活動です。この科目では、障害を持ちリハビリテーション看護を必要とする対象を理解し、必要な看護をアセスメントし、対象とともに目標を設定し、必要な看護ケアをプログラムできる知識を獲得します。
健康障害が慢性期にある成人・老年期の対象とその家族に対して、セルフケアの維持・向上を実践するための基礎的能力を学修します。
疾病の有無にかかわらず、「分かっちゃいるけど止められない」「なかなかやる気になれない」という気持ちに共感する人々とともに、どのように健康的に生きていくかを考える会、および、処方薬のもらいかた、保管の仕方、適した用法への行動習得など、地域住民のポリファーマシー(薬が多く有害事象に発展しやすいこと)への健康行動を支援する会を企画している。