腎臓内科

診療内容

検尿異常
健診・人間ドック等で蛋白尿あるいは血尿を指摘された場合、外来で尿検査、血液検査を行い、腎生検(腎臓の組織診断)などの精密検査の必要性を判定します。
高血圧
高血圧の詳しい検査から、二次性高血圧の除外診断や難治性高血圧の治療などを行います。
急性糸球体腎炎、慢性糸球体腎炎、ネフローゼ症候群、全身性エリテマトーデス(SLE)等の膠原病に伴う腎障害、急速進行性糸球体腎炎、ANCA関連血管炎、間質性腎炎
重症例は腎生検を含めた入院治療、軽症例は外来で治療を行います。
糖尿病性腎症
糖尿病内科と連携して腎機能保持を目指したチーム医療(看護師・管理栄養士の指導を含む。)を展開します。「糖尿病透析予防指導管理料」を算定できる体制を整え、文字通り透析に陥らないための診療を行います。
多発性のう胞腎
難病認定し、適応のある方に新規治療薬サムスカを開始します。約90人が通院中です。
腎不全(急性および慢性)
原則として入院による診断・加療を行います。
透析療法
血液透析や腹膜透析および生体腎移植の療法選択外来を開設し、各々に最適な透析療法を選択していただきます。血液透析を選択された場合、内シャントを待機的に当科で作成し、段階的に血液透析を開始します。希望があれば、越谷駅前の附属越谷クリニックにて外来透析を行っております。腹膜透析を選択した場合、カテーテル挿入を泌尿器科と共同で行い、段階的に腹膜透析を開始します。腎移植も泌尿器と協力して、当院で行います。
透析合併症
様々な透析合併症に対し、合併症対応科と協力して診療に当たります。
電解質異常
ナトリウム、カリウム、カルシウムなどの電解質異常の検査と治療を行います。
腎疾患以外の血液浄化療法
敗血症などに対するエンドトキシン吸着療法などの急性期の血液浄化療法や、自己免疫性疾患に対する血しょう交換療法を行います。
腎移植前の検査、移植後のフォローアップ

診療実績

令和5年度患者数

外来患者延数 :14,085人(新患436人、再診13,649人)
入院患者延数:11,014人(入院数828人)

腎生検:年間80~100件
内シャント:年間70~90件
腹膜透析用カテーテル挿入:10〜20件
血液透析導入:年間80~100件
生体腎移植:年間20~30件

特色

腎炎・ネフローゼ症候群や糖尿病性腎症から慢性腎不全、透析に至る全ての内科的腎疾患、高血圧、および透析合併症に対応します。医師を中心に、専門性の高い看護師、薬剤師、栄養士、臨床工学技士が連携し、各疾患に必要な治療・教育体制をチーム医療として確立していきます。当院病理診断科と合同カンファを行っております。また、内シャント作成は透析医療を熟知している腎臓内科医が担当します。困難例は血管外科・移植外科医と共同で対応いたします。腎代替療法として先行的腎移植25%、腹膜透析25%、血液透析50%を目標としています。
2012年10月より越谷駅に「獨協医科大学埼玉医療センター附属越谷クリニック」を開設し、外来透析を開始しました。大学病院が直接運営する透析クリニックとして「元気で長生き」をモットーに100数名が通院しています。

主要な検査
  1. 腎生検
    病理診断科と共同してカンファレンスを行い、診断の精度を向上させています。
  2. 腎エコー
  3. 腎シンチグラフィー・レノグラム
  4. 二次性高血圧の鑑別
  5. 腎機能・尿細管機能検査

    その他

    多くの経験を積んだ腎臓専門医として最新の知見を臨床の場に活かせるよう取り組んでまいります。慢性糸球体腎炎や慢性腎不全などの腎疾患はもちろん、膠原病、心臓疾患、糖尿病、血液疾患などに伴った二次性の腎障害に関して、エビデンスに基づいて積極的に介入していきます。しかし、多くの腎疾患に関しては、根治療法が確立されていないことも事実です。そうした状況下で積極的に治験に参加したり、長期的に病と向き合っていかなければならない患者さんに集学的で全人的な医療を提供したいと考えております。当院での腎生検は年間80~100件であり、単一施設では全国トップクラスの実績です。

    研究
    新しい尿のバイオマーカー開発:腎臓の組織を取らずして、ある程度病変を類推できないか?

    外来担当医とその専門分野

    氏名 職名 専門分野
    竹田 徹朗 教授 腎炎、ネフローゼ症候群、 糖尿病性腎症、透析療法
    吉野 篤範 准教授 腎疾患(小児含む)、透析療法
    長堀 克弘 助教 腎疾患一般、透析療法
    三木 敦史 助教 腎疾患一般、透析療法
    日高 有司 助教(出向) 腎疾患一般、透析療法
    秋好 怜 助教 腎疾患一般、透析療法
    河田 隆太郎 助教 腎疾患一般、透析療法
    堀中 重義 助教 腎疾患一般、透析療法
    海渡 彩 助教 腎疾患一般、透析療法
    谷田 禮 助教 腎疾患一般、透析療法
    佐藤 栄奈 助教 腎疾患一般、透析療法
    小松 凌磨 レジデント 内科全般
    病棟医長/吉野 篤範  外来医長/三木 敦史  医局長/吉野 篤範

    外来曜日別診療医一覧表

    月曜日 火曜日 水曜日 木曜日 金曜日 土曜日
    竹田徹朗 教授
    吉野篤範 准教授
    (新患)
    岡崎 玲 医員
    (新患)
    長堀克弘 助教
    海渡 彩 医員
    嶋中侑亮 医員
    長堀克弘 助教
    (新患)
    堀中重義 医員
    佐藤栄奈 医員
    竹田徹朗 教授
    (新患)
    秋好 怜 医員
    河田隆太郎医員


    吉野篤範 准教授
    (新患)
    三木敦史 助教
    谷田 禮 医員


    三木敦史 助教
    堀中重義 医員
    (新患)
    千 騫  医員



    吉野篤範 准教授
    岡崎 玲 医員
    小松凌磨 医員



    海渡 彩 医員
    嶋中侑亮 医員




    (腹膜透析外来)
    吉野篤範 准教授

    長堀克弘 助教


    竹田徹朗 教授
    秋好 怜 医員

    (腹膜透析外来)
    河田隆太郎医員
    (腎代替療法選択外来)
    吉野篤範 准教授

    三木敦史 助教
    堀中重義 医員
    (新患)
    千 騫  医員

    ◎ 午後の診療は、再診・予約の患者さんのみです。


    令和6年5月現在

    048-965-9134