薬剤部長 |
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鈴木 伸志 |
薬剤部
保険薬局の方へ
このたび、当院では医薬品適正使用推進や医療安全の観点から、トレーシングレポートを導入することにいたしました。
トレーシングレポートとは患者さんからの聞き取り情報(アドヒアランス、残薬調整、複数病院受診、OTCや健康食品の服用)など即時性の低い情報について医師へフィードバックするレポートです。
トレーシングレポートは当院薬剤部で集約し、医師へ情報伝達いたします。それにより情報の共有化を図ります。是非ご活用ください。
※詳細は薬剤部サイトを参照して下さい
当院薬剤部では、入院中に、入院前の処方内容に対して変更・中止等が行われた場合、患者さんもしくはご家族の同意を得て、変更内容とその理由や変更後の患者さんの状況を記載した薬剤管理サマリーを必要に応じて作成し、保険薬局に対して情報提供を致します。
薬剤サマリーを受け取られた際は、同封しております返書を用いて退院後の状況や連絡事項についてご返信(FAX)頂けますようにお願い致します。
※詳細は薬剤部サイトを参照して下さい
各製薬会社担当者の方へ
※詳細は薬剤部サイトを参照して下さい
業務内容
- 外来・入院調剤、注射薬供給、薬剤管理指導等の病棟業務、医薬品情報管理、治療薬物モニタリング(TDM)、医薬品管理、注射薬の無菌調製(TPN、抗がん剤)、院内製剤(内用、外用、無菌製剤)、麻薬および向精神薬管理、特定生物由来製品管理など。
- 手術室業務
- チーム医療への参加:糖尿病教室、肝臓病教室、NST、ICT、AST、総合患者支援センター、呼吸リハビリ、他各種委員会
- 薬学生実習指導
- 学会への参加
昨年度実績
- 薬剤管理指導業務:月平均 3,675件
- 薬物血中濃度測定(TDM):月平均 52件
- 抗がん剤調製業務:月平均 2,500件
- 化学療法服薬指導:月平均 413件
- 実習生受入れ:年間 30人
特色
- 医薬品に関する情報を収集および評価し、DIニュース情報等を発行して院内に新薬情報や副作用情報等を提供しています。また、基幹病院として、地域の病院や薬局等の問い合せにも対応しています。
院内で施行されるがん薬物療法は、専任薬剤師が薬学的立場で処方を確認するとともに、すべての抗がん薬を通院治療センターで調製しております。抗がん薬は特に用量や用法、副作用に注意が必要な薬剤です。患者さんにより安全で効果的な化学療法を受けていただけるよう努力しております。
化学療法登録レジメン(当院で実施されるがん化学療法のレジメンを公開しています。)
がん化学療法に関するお問い合わせは、抗癌剤調製室(内線3193)までご連絡ください
周術期の患者さんを中心に入院前に使用中の薬剤や副作用・アレルギー等について確認し、入院後安全に薬物治療をうけられるように努めております。また、他職種と連携し、術前中止薬の確認や説明も行っています。
様々な大学から実務実習の受け入れを行っています。代表的な8疾患の薬物療法に継続的にかかわる臨床実習の他、チーム医療の実践、救命救急、手術室、ハイケアユニットなどでの実習も行っております。大学病院の特性を活かしたカリキュラムを組んでおり、大学では学ぶことのできない臨床現場での参加型実習を行っております。
※詳細は薬剤部サイトを参照して下さい