超音波センター

センター長
小林 さゆき

診療内容

  当センターは2016年、病院内の超音波検査を集約化し、検査を効率的に運用し、精度の高い検査維持を目的に設立されました。2021年度より9つのプライバシーを保つ検査室・ブースへリフォームし、安心・安全な環境で検査を行っています。
  超音波検査は各部位の異常を非侵襲的かつ簡便に検出することができ、診断から治療まで様々な領域で広く利用され、医療現場で不可欠となっております。また、被爆の心配がない、ヒトに優しい検査法です。
  現在腹部、心臓、血管、甲状腺、乳腺等各領域の専門医師及び検査技師が協力し、画像診断、治療を行っています。2018年4月より当センター専属の検査技師が赴任し、検査の効率化及び検査内容の質向上に取り組み、迅速かつ精密な検査レポートは、診療に大きく貢献させて頂いております。
  当センターは定期的なカンファレンス・勉強会、Web講習会を通し、超音波専門医・専門技師の育成、院内外の医師・検査技師の超音波レベル向上に力を注いでおります。学会・講習会に積極的に参加し、新しい知識・技術を学び、臨床に役立つ超音波関連の研究を行っています。さらに関係部署の御協力により、院内のニーズに応じた腹部ハンズオン、心臓超音波検査レポートの読み方の講演会を行い、超音波検査の普及に努めております。
  今後も当センターは患者様の命を守り、命を輝かせる医療に貢献する超音波検査を行ってまいります。

診療実績

令和6年度
  • 腹部エコー;3,952件
  • 経胸壁心エコー;8,805件
  • 経食道心エコー/負荷心エコー;230件
  • 血管エコー;3,094件
  • 甲状腺エコー;1,195件
  • 乳腺エコー;235件
  • その他エコー;77件

超音波センタースタッフ専門資格

  • 日本超音波医学会認定超音波専門医・指導医;4名
  • 日本超音波医学会認定超音波検査士;16名
  • 日本心臓血管麻酔学会認定日本周術期経食道心エコー認定医;1名
  • 日本心エコー図学会認定SHD心エコー図認証医;2名
  • 日本心エコー図学会認定心エコー図専門医(暫定);2名
  • 日本心エコー図学会認定専門技師;2名
  • 日本血管外科学会/日本脈管学会/日本静脈学会/日本動脈硬化学会/日本フットケア・足病医学会認定血管診療技師;4名
  • 日本フットケア・足病医学会認定日本フットケア・足病医学会認定師;1名
  • 日本脳神経超音波学会認定脳神経超音波検査士;1名
  • 日本乳がん検診制度管理中央機構乳房超音波技術試験 評価B;1名

超音波センター設置使用機器

腹部

GE
LOGIQ E10

CANON
Aplio 500, Aplio i800

心臓・血管

GE
Vivid E95, Vivid E9,Vivid S70

CANON
Aplio i900

Philips
EPIQCV7,EPIQCVx