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国産手術支援ロボット「hinotori™」による手術を実施しました

獨協医科大学埼玉医療センター(以下当院)では11月9日、国産初の手術支援ロボット「hinotori™サージカルロボットシステム」(以下「hinotori™」)を用いた第1例目のロボット支援手術(前立腺がん全摘除術)を実施し、無事に成功致しました。「hinotori™」を用いたロボット支援手術の実施施設は東日本において2施設目であり、全国では8施設目となります。


「hinotori™」は、川崎重工業㈱とシスメックス㈱の共同出資にて設立された㈱メディカロイド(神戸市)製であり、日本国内で初めて開発された手術支援ロボットです。当院では、根治性が高く合併症が少ない精緻な先端外科手術の遂行、並びに高速通信、AI等のテクノロジーを駆使した手術環境の構築を目指し、本年9月に東日本1号機として導入致しました。現時点での保険による手術適応は泌尿器科領域に限られていますが、今後、外科、婦人科領域にも広がる予定です。

当院では、「hinotori™」と2017年より稼働中の「DaVinci Xiサージカルシステム(インテュイティブサージカル(同))」の2台体制により、低侵襲治療の一層の発展と手術支援ロボットの安全性の追求、更に医療従事者の教育施設及び地域の中核病院としての責務を果たしていく所存であります。

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