病院長あいさつ

獨協医科大学埼玉医療センター 病院長 奥田 泰久
獨協医科大学埼玉医療センター
病院長 奥田 泰久

令和2年4月1日付けで病院長を拝命いたしました麻酔科の奥田泰久(おくだ やすひさ)です。

1984年に獨協医科大学の2番目の附属病院として設立されました当センターは許可病床923床の急性期病院であり、人口が増加している越谷市を中心とした埼玉県東南部の約200万人の住民の方々の健康を守るべく、地域の医師会や医療機関と親密に連携しながら、約2,000人の職員がチーム医療に徹し、日々多忙な医療業務を行っております。手術室は全国的にも最大級の22室で、術中CT撮影室、無菌室、ダビンチ手術室等の最先端の機器、設備を有しており、毎年1万件を超える手術を施行し、さらに増加傾向であります。また他に当センターがアピールできることは、東西南北に走る路線の私鉄とJRの2つの駅に隣接しており、アクセスは非常に便利であるということです。

現在の課題として、毎日、1,000名を超える入院待機の解消、救命救急を要するすべての患者さんの受け入れ、外来での待ち時間短縮等があり、今後はすべての患者さんの満足度をより高めるために、主に病院の改築、診療システムの改善、最新の医療機器の設置および適切な人材の配置等を目指しております。

当院は医師国家試験合格後に研修先を決定する、いわゆるマッチングに全国から多くの応募がある施設でもあり、今年度も埼玉県で最も多い初期研修医が入職し、様々な医療技術や知識の習得を目指しております。当然ながら医師としての人格形成は最重要課題として病院全体で教育いたしております。また研修終了後は更に大学院もあり、希望者は医学研究の基礎を学ぶことになります。当センターは医科大学の附属病院として臨床、研究、教育のバランスがとれており、患者さんの健康を守り、医学の発展に寄与する研究成果を世界に発信し、優れた医師と医療従事者を育成することにこれからも全力を尽くして継続してまいります。

現在も、新型コロナウイルスの対応に追われています。これまで地域の基幹病院として、生命の危機に直面されている急性期患者さんや高度の医療が必要な慢性期患者さんに対して職員一丸となって全身全霊をもって日々頑張ってまいりました。その状況で新型コロナウイルスに感染した多くの患者さんを受け入れて、職員の二次感染や疲弊を防ぎながら、すべての患者さんにこれまでと同等の良質な医療を提供できるか日々難題に向かい合っております。皆さまと共にこの国難といえる状況に立ち向かっていきたいと考えます。

最後に、これまでと同様に、多くの方々のご理解とご指導ご鞭撻を頂きながら、病院の理念であります「常に研鑚し患者の信頼にこたえる」を実践してまいりますので、何卒、よろしくお願いいたします。

獨協医科大学埼玉医療センター
病院長 奥田 泰久