外科手術は病気の治療に大きな成果を上げることができますが、患者さんの体にメスを入れるということは体への負担となります。そのため、手術の安全性を向上させたり、手術侵襲を低減する技術が進んできています。ロボット支援手術は、はじめは泌尿器領域の前立腺がん手術、腎臓がん手術から始まり、当院においてもダビンチSを2012年10月に導入し、診療を開始しておりました。この度、2018年4月から、肺がん、縦隔腫瘍、食道がん、胃切除、大腸切除、膀胱がん、子宮切除、弁形成術など12術式が新たに保険収載されたことから、病院全体としてロボット支援手術をおし進めていくこととし、2018年6月に当センターを設立いたしました。