2024年4月より、医師の時間外・休日労働の上限規制が開始され、医師が教育・研究に従事する時間が更に減少した場合、我が国における将来の医学・医療の充実・発展を阻害することが懸念されております。
このため、大学病院本院においては、医師の働き方改革の推進と教育・研究・診療機能の維持の両立を図るため、大学本部と一体となり、また、自治体や地域医療機関とも連携しつつ、自院の運営、人員、教育・研究・診療、財務などの実情に応じた「大学病院改革プラン」を策定して改革を推進し、持続可能な大学病院経営に取り組むことが求められております。
今般、文部科学省が策定した「大学病院改革ガイドライン」を基に、2029年度までの6年間に取り組む内容を「大学病院改革プラン」として策定をいたしました。獨協医科大学病院は特定機能病院であり、高度医療は勿論でありますが、患者さんを中心に患者さんに寄り添う地域に密着した大学病院として引き続き地域医療に貢献してまいります。
2024年6月
病院長