リハビリテーション科

診療の概要と目標

1974年4月、我が国最初のリハビリテーション医学の講座として誕生しました。疾病中心ではなく、障害者の生涯に目を向けた医療、すなわち全人医療の象徴としてノーマライゼーションの理念の実現に向け、患者第一主義を理念としてリハビリテーション医療一般について総合的に対応しています。
上記に代表される疾患を原因とする運動障害、知的障害、言語障害、摂食障害、排泄障害などから発生する能力障害(動作障害としての歩行障害など)や社会的不利を診療対象とします。

特徴及び特色

特定機能病院にある総合承認施設を用いた総合的リハビリテーション、小児訓練室、言語・聴覚訓練室などを備えた総合施設です。
地域連携・患者サポートセンター(医療ソーシャルワーカー,訪問看護)と連携した地域・在宅・社会復帰援助を実施しています。
精神・心理面を含めた各診療専門科と連携した全人的リハビリテーションに対応しています。
各種疾患(脳血管障害,先天性小児疾患)に対する早期リハビリテーションを実施しています。

疾患名

脳障害
脳血管障害、脳腫瘍、頭部外傷、アルツハイマー病、脳性麻痺など
脊髄障害
外傷性脊髄損傷、脊髄変性疾患、脊髄腫瘍、脊髄血管障害、脊髄髄膜瘤など
骨・関節障害
関節リウマチ、変形性脊椎症、椎間板ヘルニア、側弯症、変形性関節症、骨折・手の外科手術後、切断、関節拘縮、骨粗鬆症、先天奇形など
神経・筋障害
末梢神経障害、パーキンソン病、椎間板ヘルニア、筋萎縮性側索硬化症、進行性筋ジストロフィー症など
呼吸器障害
呼吸不全、肺外科術前後、誤嚥性肺炎など
言語障害
失語症、言語発達障害、構音障害(口蓋裂など)
その他
糖尿病、高血圧症、肥満症、老化による体力低下など

特殊外来

装具診
神経・筋疾患,骨・関節疾患に対する装具、車椅子、特殊靴、切断に対する義肢などの作製,その他福祉機器などの検討毎週月曜日午後(要予約)
嚥下外来
嚥下障害に対する検査、ならびに治療

得意とする治療

  • 脳血管障害
  • 脊髄損傷
  • 脳性麻痺
  • 各種整形外科疾患術後
  • 装具療法
  • ボトックス治療
  • 嚥下機能検査

外来曜日別診療医一覧表

月曜日 火曜日 水曜日 木曜日 金曜日 土曜日

 美津島 隆 教授
 入澤 寛 准教授
 中村智之 講師
 廣田美槻 医員
 春田侑亮 医員
 川澄沙帆 医員
 美津島 隆 教授
 入澤 寛 准教授
 廣田美槻 医員
 春田侑亮 医員
 美津島 隆 教授
 広瀬 健 (非)講師
 鈴木大雅 (非)医員
 春田侑亮 医員
 川澄沙帆 医員

 中村智之 講師
 廣田美槻 医員
 春田侑亮 医員
 川澄沙帆 医員
 入澤 寛 准教授
 中村智之 講師
 廣田美槻 医員
 星合 宗 医員
 川澄沙帆 医員
[交代制]

( 装具診 )

2024年4月現在

0282-87-2215