腎臓・高血圧内科

関係する症状

・浮腫(むくみ)、下腿浮腫、眼瞼浮腫・血尿
・蛋白尿・乏尿
・腎臓機能障害・高血圧
・呼吸困難、起座呼吸・紫斑
・血液透析のブラッドアクセス(シャント)の異常・腹膜透析の廃液の異常、腹膜炎

疾患名

腎臓病

原発性糸球体腎炎・ネフローゼ症候群(IgA腎症、感染後急性腎炎、ANCA関連腎炎、微小変化型ネフローゼ症候群、膜性腎症、巣状糸球体硬化症、膜性増殖性糸球体腎炎など)、全身性疾患に伴う腎疾患(ループス腎炎、糖尿病性腎症、アミロイドーシスなど)、尿細管間質性腎炎、腎血管病変(ANCA関連血管炎、血栓性微小血管症、コレステロール塞栓症など)、嚢胞性腎疾患(多発性嚢胞腎など)、
急性腎障害(AKI)・急性腎不全:横紋筋融解、薬剤性、脱水、術後慢性腎臓病(CKD)・慢性腎不全

高血圧

本態性高血圧、二次性高血圧(腎血管性高血圧、原発性アルドステロン症、褐色細胞腫、Cushing症候群など)、妊娠高血圧症候群

診療内容

腎臓病、高血圧を中心に広く腎臓疾患に関して診療を行っています。
当科の診療活動は地域医療機関とも密接な連携をとりながら行われていることに特徴があり、常に患者の皆様方の側に立った診療を目標としています。

特徴・特色

腎炎・ネフローゼ
腎生検による確定診断と治療法の決定
急性・慢性腎不全
血液透析療法、腹膜透析療法
経皮的ブラッドアクセスのカテーテル治療
恒久的カテーテル挿入
高血圧
高血圧の病態診断とそれに適した降圧薬の調整、高血圧性臓器障害・心血管病リスクの評価、血液透析患者の心機能評価、二次性高血圧の確定診断を含む高血圧に関する診療

血液浄化センター

特徴・特色
  • 慢性腎臓病患者の血液透析(HD)導入、慢性維持透析患者の合併症治療中の維持透析
  • 急性腎不全、急性腎障害の治療としての血液透析、持続的血液濾過透析(CHDF)
  • うっ血性心不全、難治性重症心疾患に対する限外濾過法(ECUM)、緊急透析
  • 自己抗体や原因物質除去、血漿交換(PE)、血液吸着(免疫複合体、LDL、顆粒球)など各種の血液浄化療法
  • 膠原病(ループス腎炎や悪性関節リウマチなど)の血漿交換療法
  • 家族性高コレステロール血症やステロイド抵抗性巣状糸球体硬化症に対するLDL吸着療法
  • 腹水濾過濃縮再静注療法(CART)、肝硬変や癌性腹膜炎の難治性腹水から細菌や癌細胞を除去して、アルブミンなどの蛋白の消失を防ぐ治療法


25台のベッドサイドコンソールと6台の個人用コンソールを使用して、月曜日から土曜日の午前と午後に各種の血液浄化療法を積極的に行っています。
総血液浄化療法回数:9940回/年
腹膜透析(PD)への導入と管理

特殊外来の有無とその曜日時間、担当医、扱う疾患

腹膜透析外来

月曜日 担当医
小野田翔、永瀬秋彦、植松麻友
木曜日 担当医
永瀬秋彦、小野田翔、植松麻友

療法選択外来

腎代替療法として、血液透析、腹膜透析、腎移植の利点と欠点について看護師から説明し、その人のライフスタイルや状態に応じた治療法を一緒に考えて、選択していきます。

主な検査とその説明

経皮的腎生検

経皮的腎生検は背中から超音波で腎臓を見ながら針を穿刺して、腎組織を採取します。
侵襲的な検査であり、出血など合併症のリスクはありますが、腎疾患の診断ならびに治療方針の決定のために必要な検査です。

腎ドプラーエコー検査

腎臓の血管抵抗や糸球体硬化・間質の繊維化が予測でき、ステロイド治療の効果を推測できます。

内シャントエコー検査

血液透析の内シャントの血流量、内腔の状態、狭窄・閉塞・血栓などを評価して、経皮的バスキュラーシャントアクセス拡張術(VAIVT)の適応を決めます。

心エコー図検査

超音波を生体内に送り、音響的境界からの反射波(エコー)を利用して心臓の構造の異常や機能的な異常があるかどうかを調べる検査です。
簡便な検査で侵襲がなく時間的には約30分を要します。
経胸壁心エコー図検査、経食道心エコー図検査があります。

得意とする治療

腎疾患および高血圧患者を診療し、県内の各施設より二次性高血圧、難治性高血圧や合併症をもつ高血圧などの症例の紹介を受け専門的医療を行っています。

腎組織診断、腎炎の治療、血液透析、腹膜透析(CAPD)を含め腎疾患の早期診断から末期腎不全の管理まで包括的な医療を行っています。

腎生検 60~70例/年
血液透析導入 80~100例/年
緊急透析 60~80例/年
その他の血液浄化療法 50~60例/年
経皮的バスキュラーシャントアクセス拡張術(VAIVT) 200~250例/年
経胸壁心エコー検査 2000例/年

病診連携

緊急でない場合
月曜日から金曜日の9:00~11:00に腎臓・高血圧内科外来に紹介状を持参のうえご来院ください。なお土曜日の新患は予約を取ってください。

緊急の場合
9:00〜11:00:腎臓・高血圧内科外来に紹介状持参のうえご来院ください。
11:00〜17:00:腎臓・高血圧内科外来まで問い合わせてください。
17:00〜9:00:腎臓・高血圧内科当直医まで問い合わせてください。
(当院時間外救急部に電話(0282-87-2199)し、腎臓・高血圧内科当直医にご依頼ください。)

外来曜日別診療医一覧表

月曜日 火曜日 水曜日 木曜日 金曜日 土曜日

[新患担当]
 横山翔平 医員

[再来担当]
 里中弘志 准教授
 永瀬秋彦 医員
[新患担当]
[交代制]

[再来担当]
 石光俊彦 教授
 本多勇晴 准教授
 里中弘志 准教授
[新患担当]
 佐藤由佳 医員

[再来担当]
 藤乘嗣泰 教授
 小野田 翔 医員
[新患担当]
 若林春奈 医員

[再来担当]
 本多勇晴 准教授
 大平健弘 医員
[新患担当]
 阿部 誠 医員

[再来担当]
 藤乘嗣泰 教授
 岩嶋義雄 准教授
 村山慶樹 医員
[新患担当]
 石光 晃 医員

[予約制]
 石光俊彦 教授
 大平健弘 医員

(血管外来)
 小林直彦 (非)講師(第2.4週)

2020年10月現在

0282-87-2195