インフォメーション

Information

胃癌に対するロボット支援手術を保険診療で開始しました

手術支援ロボットとは? 
手術支援ロボットは、高い技術が要求される腹腔鏡手術を支援するために開発されました。今までの腹腔鏡手術の利点をさらに向上させうる次世代の医療機器です。2018年12月1日着任の小嶋教授により、胃癌に対するロボット支援下胃切除術が可能となりました。 

ロボット手術で何ができるのか? 

複数の手術補助機能を統合して開発されたロボットは、精密で安定した動きと高精細な3次元映像を兼ね備えています。このロボットを熟練した外科医が操ることで、より安全かつ侵襲の少ない手術を可能とします。

ロボット手術の安全性と費用は? 
胃癌に対するロボット支援下胃切除術は、2015年から2017年にかけて先進医療として臨床試験が行われ、腹腔鏡下胃切除術よりも術後合併症を減少させる可能性があるとの結果が公表されました。これらの結果を受けて、2018年4月1日より、日本でも胃癌に対するロボット手術が保険適用になりました。獨協医科大学病院は厚生労働省から施設認定を受けており、執刀は十分に腹腔鏡下手術経験を積んだ、日本内視鏡外科学会技術認定取得医が行っています。  また、ロボット支援下胃切除術を保険診療で行っておりますので、手術を含む入院にかかる費用は、腹腔鏡下胃切除術と同等です。お気軽にご相談下さい。

お問い合わせ先
獨協医科大学病院 第一外科 
外来電話:0282-87-2202

一覧に戻る