病院長あいさつ

獨協医科大学病院長 平田 幸一
獨協医科大学病院長
平田 幸一

獨協医科大学病院のホームページをご覧いただきありがとうございます。皆様には、日頃、獨協医科大学病院をご支援いただき、心より感謝しております。

当大学病院は、1973年4月の獨協医科大学開学の翌年、1974年7月に開院しました。当初は850床からスタートし現在では1167床の大病院に成長しております。全症例数(患者数)が東京大学付属病院に次ぐ全国第7位(2015年病院情報局調べ)の規模を誇る大病院に発展してまいりました。これも、患者皆様のご支持によるものでございます。

獨協医科大学の母体である獨協学園の源は、西欧の文明文化との積極的交流を図るために1881年に設立された獨逸学協会を母体としており、ドイツの文化と学問を学ぶ目的のもと、1883年に開校した獨逸学協会学校(旧制獨協中学校)となります。これは、早稲田や慶応に匹敵する歴史であり、哲学・医学・法曹の分野を中心として幾多の俊秀を輩出してまいりました。獨協医科大学と獨協医科大学病院はその伝統を引き継いでおり、多くの優秀な卒業生が全国各地で大学教授、病院長、診療科長、医師会会長そして第一線の医師として活躍中です。獨協学園には当医科大学を始め3つの大学、2つの中学校・高等学校があり、獨協医科大学は医学部・看護学部そして当大学病院を含めた3つの大学病院と附属看護専門学校から成り立っており、全国学校法人でも10本の指に入る巨大な組織です。

当大学病院の診療体制についてご紹介いたします。当大学病院は2016年度から乳腺科、総合診療科そしてリウマチ・膠原病内科、排泄機能センターを開設、2017年4月現在、31の診療科に加え、18のセンターが稼働しております。地域の基幹病院として栃木県および北関東圏の医療機関との連携を密にし、肺移植、骨髄移植、生体肝移植などの高度専門医療、がん診療、救急・急性期医療を基軸とした医療を推進しています。特色ある各センターには、ハイリスクの妊婦や低出生体重児の診療に高度医療を提供する総合周産期母子医療センター、総合小児医療を提供し小児三次救急を担うとちぎ子ども医療センター、認知症で苦しむ患者さんに保健医療・福祉サービスを提供する認知症疾患医療センター、がんのスクリーニングや病期診断、再発診断に有用なPET/CTばかりでなく、サイクロトロン、ホットラボも完備したPETセンター、日本で始めて開設された排泄機能センター、そして栃木県指定の第三次救急医療を担う救命救急センターなどがあります。

平成22年1月より栃木県ドクターヘリが当大学病院を基地として運航を開始しています。ヘリコプターの機動力により、当院救急救命センターによる速やかな治療開始と迅速な搬送が可能となり、救命率の向上や後遺症の軽減に大きな効果をあげております。さらに、平成23年7月より、栃木県を中心として北関東3県によるドクターヘリの広域連携運用が実施され救急医療の体制強化を図っています。
その結果、2016年度の当ドクターヘリの出動件数は日本全国で3位となっております。

当大学病院は、東北自動車道と連絡した北関東自動車道の壬生インターチェンジより約1km、すなわちインターを出たらそこに当大学病院があるという好立地条件にあり、栃木県を含む北関東3県ばかりでなく、南北には埼玉県、福島県にまでその診療圏が拡がっています。このように、北関東圏内の屈指の医療センターとしてその機能を発揮しています。

日本は超高齢・少子化社会を迎え、さらに社会保障制度の限界に直面しています。しかし皆様が安心して診療が受けられるよう、私ども教職員一同、これからも当大学病院の理念を実践し、皆様から信頼される病院であり続けるために不断の努力を続けていく所存ですので、皆様のこれまで以上のご支援とご支持をいただければ幸いです。

獨協医科大学病院長
平田 幸一