院内がん登録部門
当院では、国立がん研究センターにより認定を受けたがん登録専門のスタッフが、国の定めた標準登録様式・定義に基づき院内がん登録業務を行っています。毎年、院内がん登録全国集計(2006年症例〜)、生存率調査(2014年〜参加)、QI研究(がん診療均てん化のための臨床情報データベース構築と活用に関する研究)(2014年症例〜)等のためのデータを、国立がん研究センターへ提出しています。
当院では、国立がん研究センターにより認定を受けたがん登録専門のスタッフが、国の定めた標準登録様式・定義に基づき院内がん登録業務を行っています。毎年、院内がん登録全国集計(2006年症例〜)、生存率調査(2014年〜参加)、QI研究(がん診療均てん化のための臨床情報データベース構築と活用に関する研究)(2014年症例〜)等のためのデータを、国立がん研究センターへ提出しています。
がんと診断された患者さんの基礎的なデータを病院として集積し、がん診療の実態を明らかにするしくみです。「がん登録等の推進に関する法律」では、がん診療に重要な役割を担う施設での努力義務とされています。
院内がん登録は法律に基づき各施設において実施され、毎年、国立がん研究センターに氏名などの個人識別情報を削除した上で提出、全国の病院における診療件数などの集計が報告書として公表されています。
登録されたがん患者さんについては、生存確認調査(予後調査)を実施しており、国立がん研究センターが実施する予後調査事業等により、各市区町村へ住民票照会による生存確認を行う場合があります。
院内がん登録により得られた情報は、「個人情報の保護に関する法律」、「がん登録等の推進に関する法律」、及び当院の「個人情報に関する基本方針」、「個人情報の取り扱い」の定めに従い、その取り扱いには十分に配慮し適切に管理しています。
国立がん研究センターに提出された院内がん登録データは報告書を作成するだけでなく、二次利用として、より詳細な集計や研究解析を行って実態を検討することにより、がん診療の質の向上、がん対策に役立てることが期待されています。
これらのデータは、個人が識別できない状態ではありますが、その二次的な利用については、拒否(オプトアウト)の機会が提供されています。自分に関する情報が使われたくない場合は、当院の窓口へお申し出ください。
院内がん登録二次利用についてのオプトアウト患者説明書はこちら
データの管理や制度の詳細は、『国立がん研究センター がん情報サービス』をご覧ください。必要に応じてお問い合わせフォームもご活用ください。