注意事項
- PET/CT検査の保険適用（別紙参照：「保険適用の概要」）は厳しく制限されており疾患や目的によって検査費用は患者さんの自己負担になります。この点について、ご理解・ご説明の程よろしくお願いいたします。
- PET/CTで使用する［18F］FDGには薬理作用はありません。しかし、少量の放射線被ばくがありますので妊娠されている方は禁忌です。また、小児（14歳以下）についてはPET/CT検査の安全性は確立されていません。
- 前処理は検査前、絶食のみです。水やお茶は飲んでいただいても結構ですが、糖分の入った物や牛乳等は飲まないようにご指示ください。常用薬は飲んでいただいて結構です。
- 糖尿病患者さんへは血糖値が150mg/dlを超えると腫瘍へのFDG集積は低下し検出がしにくくなる場合があります。インスリンを投与して血糖値を下げても腫瘍のFDGの取り込みは改善しません。当PETセンターでは検査直前に読影の参考のため血糖値の簡易測定を実施いたします。（高血糖の患者さんには以上の旨をご説明の上、検査をお申込ください。）
- 通常の撮影は頭頚部から大腿部までです。特に撮影部位の指示（下肢等）がございましたら検査申込書（診療情報提供書）に明記してください。脳については糖代謝が高いため、病巣の検出が困難なことがあります。
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